当研究所は、仲睦まじい夫婦、教育者の役割を果たす父母が、子供の健やかな成長を促すという基本理念に基づき、夫婦関係の発展と、子育てにおける父母の「共育」を充実させることを通して、子供の健やかな成長を促すことを目的としています。
ミッション
夫婦関係の発展と、子育てにおける父母の「共育」を充実させることを通して、子供の健やかな成長を促す
活動内容
プログラム
Pro Family Talk concert
家庭教育分野の専門家や一般市民が家庭で実践した内容を語る「トーク」に、歌や楽器を演奏をする「コンサート」の要素を融合させた、文化体験と学びの場を提供するプログラムです。
夫婦関係の重要性
夫婦喧嘩の絶えない家庭で育つ子女は、自己肯定感が低くなり、脳がダメージを受けてコミュニケーションに支障をきたすなど様々な問題を抱えるようになることが分かっています。夫婦が仲良く過ごすことは、子供への最高の贈り物と言えるでしょう。
また、子供に対して最初の師である父母が、家庭でどのように模範を示し、指導するかによって、子供の成長には大きな違いが生まれます。 夫婦関係の発展をサポートし、家庭における夫婦・父母の在り方を改善することは、ProFamily研究所の重要なミッションです。
父母の「共育」のすすめ
近年、性別に基づく役割分担、すなわち「男性=仕事、女性=家庭」という固定観念が見直され、大きく変わりつつあります。この変革には、男女平等の観点から自己の可能性を、最大限に発揮できる社会を実現することが期待されています。
しかしながら、この変化の中で生じる誤解の一つに、父親と母親が子育てにおいても全く同じ役割を果たすべきという考え方があります。もちろん、父親も母親も子供の養育に関与することは必要不可欠であり、その重要性は語るまでもありません。しかし、父親と母親が子供に与える影響や果たすべき役割は異なり、その違いを理解し尊重することが、子供の健全な成長と発展にとって極めて重要な要素となります。
この点において、「伝統的な家族構成や価値観を奨励すること」を意味する「Pro Family」を研究所名として掲げている当研究所では、父母が子育てにおいてどのような役割を担うべきなのか、そしてその役割が子供の健全な発達と成長にどのように影響するのかについての研究を行います。「共育」とは、父母が共同で子育てを行うことですが、この場合の「共同」は単に「一緒に」という意味ではなく、それぞれの父母が自身の役割を理解し、その役割を果たすことを意味します。
子供の福祉を最大化するためには、父親と母親の異なる役割の重要性を理解し、それぞれがその役割を最適に果たせるような支援を提供することが求められます。ProFamily研究所では、父母の「共育」が子供の福祉に寄与する普遍的な子育てを追究し、それぞれの夫婦が自身の役割を理解し、適切に担えるよう支援しています。