クラフトアクティビティ&学び

対象:12歳以下

子供は、親や大人から「ダメだ」とか「待ちなさい」とか「後でね」と言われることが多いでしょう。子供にとって、それは一番もどかしい瞬間だと思います。彼らがやりたい事を、やりたい時にさせてもらえないからです。でも大人である私達は、子供たちにそういった主管力を教えることの重要性を知っています。そしていつか子供が自己主管できるようにと願っています。

このアクティビティは、子供たちが感じるそういった小さな「もどかしさ」の視点を変える為に役立ちます。「もどかしさ」に焦点を当てるのではなく、自己主管するための小さなステップを踏めるよう、導いてあげるのです。普通「強さ」といえば、無敵で超人的な能力のようなものを連想するでしょう。しかしもっと望ましいのは、人格的な強さや美徳を持った人の強さを連想することです。なぜなら、私たちが神様の息子娘として潜在能力を100%発揮し、体で示すよう努力することは、難しくてもとても価値があることだからです。

 

準備物:紙、色鉛筆(色マーカー)、シール

流れ:

  • まずは「種」について、簡単なディスカッションから始めましょう。種はどのように育ちますか?種が育つために必要なものは何ですか?(太陽の光、空気、水、栄養など)
  • それでは一緒に(絵で)種を植えてみます。種は最初とても小さい上に、その見た目からはどんな植物になるのか全く見当がつきません。この種は将来大きくなって木になりますが、一体どんな木になるのでしょう?皆さんで考えてみてください。マツの木、みかんの木、りんごの木、はたまた実際には存在しない木(例えば車の形をした木)でもいいでしょう。どんな木の種を植えたいか、話し合って決めてみてください。想像した木の絵を、紙に描いてみましょう。絵を描くとき、後でどんな木を想像したか思い出せるように、必ず木の実を描いてください。
  • 次に、私たちが「もどかしさ」を感じる事や時について話し合ってみましょう。例えば「やりたいことをやらせてもらえない、待たなければならない」などです。しかしそういった感情を克服して全てに感謝した時、私たちの中で「人格」の種が育ちます。こうして小さな成功・勝利を達成して人格の種が育つたび、皆さんが描いた木の絵の上にシールを貼って木の絵を埋めていきます。木の絵が、皆さんの成長を表す足跡になるというわけです。
  • その絵をいつも見えるところに貼っておきましょう。一日の終わりに、子供に「今日達成した事」や「小さな勝利」を聞いて、もし大丈夫であれば家族のみんなにも共有するよう提案してみてください。子供の「小さな勝利」をお祝いし、木の絵にシールを一つ、貼ってあげます。もしその日、子供が勝利できなかった場合、優しく励ましながら、次は達成できるよう応援してあげましょう。
  • 木がシールで埋まったら、家族で集まった時に、その子のための特別な時間を作り、家族みんなでそのすばらしい実行力と達成をお祝いしてあげましょう。また、シールで埋まった木を見ながら、どんな成長があったか振り返り、今後の新しい決意をするのも良いでしょう。

皆さんも親として、自分の木を描いて成長・反省を子供と共有するのも良いと思います。私たちは子供たちに教えることに気を取られがちですが、ベストな方法は、子供が目指すべき姿に、親自身がなろうと努力することです。親も色々なことにチャレンジしたり、困難に立ち向かう姿を共有(説明をうまくしてあげることが大切)することで、子供たちは、人が成長することの意義や、人は一生を通して成長するということを理解するようになります。

また、このアクティビティは、日々の生活で行う良い習慣に磨きをかけるため、楽しく、目で見える方法で行うアクティビティです。子供たちの中で、また家庭の中で自己主管の習慣を育てるために、自転車の補助輪のような役割として、この「強さの種」のアイデアを使ってほしいと思います。