2018年5月5日、ネパールのチトワン地域に住む家庭が集い、地域レベルのFPA創設大会が行われました。この地域に住む市民の多くは、2017年12月に韓国ソウルで行われた創設大会に参加していました。
チトワン創設大会には様々な宗教、党派、文化背景を超え、あらゆる職業・地位から500名以上が参席し、イベントにはミュージカルや文化パフォーマンス、宗教指導者らによるスピーチが行われ、家庭の価値とネパールの豊かな遺産を表現し合いました。

初めて行われたFPA教育準備プログラム(マダプル地域)
創設大会の準備にあたり、FPAメンバーたちは各地域コミュニティで複数家族が集まってできる、「ファミリー・ユニット(家庭のまとまり)」を作ろうと動き出しました。その目的は、教育や支援を通して神様中心の健やかな家庭を育てていくことにありました。ファミリー・ユニットは近隣の人々、友達、親戚によって形作られていきます。創設大会前の一か月間で、13もの多様な教育プログラムが開催され、ビジャイナガル地域のファミリー・ユニットでは、約200人以上がプログラムに参加しました。
こうした地域コミュニティの集まりの場を通して、家族も親、子供、お年寄りも一緒になって、健やかな家庭の霊性を育てる方法や、そうした家庭文化を日常から作っていく重要性について話し合う機会を持つようになりました。
家庭への支援は、平和の礎となります。今回の創設大会が、そうした地域住民の努力のスタートとなるセレモニーになりました。
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